ネタ
2017/09/03
漫才「引退」
大松「どーも大松です!」
大増「大増です。よろしくお願いします。」
大松「しかしまー、最近体力落ちちゃって。」
大増「あ、そうなの?」
大松「で、最近思うんですよ。我々もいつかは体力の限界で解散して引退する時がくるんだなーって。」
大増「まぁ、そりゃそうだろうけど。」
大松「でもどうせ引退するならかっこよく名言でも残して伝説を残したいですよね。」
大増「そうですね。」
大松「お前、伝説的な解散、引退シーンと言えば何よ?」
大増「そうだねぇ、ちょっと古いけどキャンディーズの解散シーンとかね。」
大松「ああー、キャンディーズね。」
大増「キャンディーズがコンサートで解散宣言して、会場が騒然とする中あの名言が飛び出す訳ですよ。」
大松「『早く人間になりたい!』って」
大増「ちげーよ!『普通の女の子に戻りたい!』だろ!」
大松「そうだったっけ?」
大増「そうだよ!『早く人間になりたい!』は妖怪人間ベムだろうが!」
大松「あー、おしい。」
大増「おしくねぇわ!というかお前キャンディーズ知らないだろ?」
大松「知ってるわキャンディーズぐらい!」
大増「本当かよ?」
大松「キャンディーズといえば3人組のグループで、」
大増「ほうほう」
大松「メンバーは『ベム、ベラ、ベロ』」
大増「ベムかよ!」
大松「あれ、ベラってどっちだっけ?」
大増「どうでもいいよ!一回妖怪人間から離れろ!」
大松「他に印象的な引退シーンとかある?」
大増「まぁキャンディーズほどじゃないけど、印象的な引退シーンといえばAKBのあっちゃんとかね。」
大松「あー、確かに印象的だったね。あのときあっちゃんが叫んだ名言は今でも覚えてますよ。」
大増「あの言葉ね。」
大松「私のことは嫌いでも・・・」
大増「うんうん。」
大松「私のことは嫌いでも・・・」
大増「そうそう。」
大松「私のことは嫌いでも・・・」
大増「・・・。」
大松「私のことは嫌いでm」
大増「覚えてねーじゃねーか!」
大松「武勇伝!武勇伝!だっけ?」
大増「それ違うあっちゃんだよ!『AKBは嫌いにならないでください!』だろ!」
大松「あーそれそれ!」
大増「しっかりしろ!」
大松「そう、『AKBは嫌いにならないでください!』って言ってあっちゃん泣いちゃって。」
大増「そうそう。」
大松「隣にいたボビー・オロゴンも大号泣しちゃって。」
大増「いねぇよ!」
大松「いただろ!」
大増「いねぇよ!誰と勘違いしてんだよ!」
大松「最後はみんなで『ウィ・アー・ザ・ワールド』歌っちゃって。」
大増「AKBの歌うたえよ!」
大松「いやー、印象的だったなぁ。」
大増「全部間違ってるじゃねーか!」
大松「まぁ昔の話だし。」
大増「逆にお前の印象的な引退シーンってなんだよ?」
大松「俺はやっぱり『なっちゃん』の引退シーンだな。」
大増「なっちゃん?」
大松「え?なっちゃん知らないの?」
大増「いやごめん、誰?」
大松「なっちゃんの引退シーン滅茶苦茶有名だろ!後楽園球場でやったやつ!」
大増「後楽園球場で?」
大松「そう、後楽園球場のど真ん中で、観客が見守る中、なっちゃんがマイク片手にこう言うわけですよ。」
大増「ほうほう。」
大松「『我が巨人軍は永久に不滅です!』」
大増「長嶋茂雄かよ!」
大松「あんな感動的なシーンを知らないなんて。」
大増「長嶋監督のことなっちゃんって呼ばねぇよ!」
大松「まぁ大事なのは引退する時よりも引退した後ですけどね。」
大増「急にまともになるな。」
大松「お前は引退したら何したい?」
大増「そうだねぇ、バーでも開いてお酒を飲みながらお客さんと夜を過ごしたいね。」
大松「♪闇にかーくれって生きる」
大増「ベムかよ!いい加減にしろ。」
大松「どうも、ありがとござしたー。」
大増「どうも、ありがとござしたー。」
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