ネタ
2017/05/06
漫才「矛盾」
大松「どーも大松です!」
大増「大増です。」
大松「よろしくお願いします!」
大増「いやー久しぶりの漫才ですけれども。」
大松「ところで、言葉の成り立ちってのは面白いね。」
大増「あー、確かにね。」
大松「例えば『矛盾』とかね。お前知ってる?矛盾の成り立ち。」
大増「いや知ってるよ。お前こそ知ってるのかよ。」
大松「知ってるよ!あれはね、中国の故事が由来なんだよ。」
大増「そうそう。」
大松「ある所に武器商人がいて、お客さん相手にこう言いました。
『この矛は、どんな盾でも貫くことができる矛である!』と」
大増「うんうん。」
大松「で、こっちがウンコ味のカレー。」
大増「ちげーよ!」
大松「違うの!?」
大増「違うよ!矛の次は盾だろ!」
大松「ああそうか、『この盾は、どんな矛でも貫くことが出来ない盾である!』」
大増「うんうん。」
大松「で、こっちがウンコ味のカレー。」
大増「だからちげーよ!」
大松「違うの!?」
大増「違うよ!」
大松「じゃあいつウンコ味のカレー出てくるの?」
大増「出てこねーよ!」
大松「中国だから?」
大増「そういう問題じゃねぇよ!というか『ウンコ味のカレー』は関係ねぇよ!
いいか、矛盾の故事ってのはな、武器商人が矛を持って
『この矛は、どんな盾でも貫くことができる矛である!』って言うんだよ。」
大松「ほうほう。」
大増「で、次に盾を持って『この盾は、どんな矛でも貫くことが出来ない盾である!』
って言うんだよ。」
大松「ふんふん。」
大増「そんで、それを見ていた客の一人が、商人にこう言うんだよ。」
大松「『マジかよすっげーな!!』」
大増「バカかよ!」
大松「『今ならセットで19800↑えん!』」
大増「何で『ジャパネットたかた』みたいになってんだよ!
そうじゃなくて、お客さんが『じゃあその矛でその盾を突いたらどうなるんだい?』
って聞いたところ、商人は何も言い返せなくなったんだよ。」
大松「で、その商人の名前が『ム・ジュン』。」
大増「人名じゃねーよ!」
大松「めでたしめでたし。」
大増「終わらすな!人名が由来じゃねーから!」
大松「要するに矛盾ってのは辻褄が合ってない様のことなんだな。」
大増「まぁ、そうだな。」
大松「そういう意味ではお前も矛盾だよな。」
大増「どういう意味だよ。」
大松「『つまらない芸人』。」
大増「やかましいわ!いい加減にしろ。」
大松「どうも、ありがとござしたー。」
大増「どうも、ありがとござしたー。」
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