ネタ

2014/03/16

漫才「卒業式」

大松「どーも大松です!」

大増「大増です。」

大増「3月ということで世間は卒業シーズンですね。」

大松「そうですね、まぁ俺なんかは卒業式終わった後すぐにゲーム屋行きましたけどね。」

大増「悲しいよ!」

大松「これ実話だからね。」

大増「言わなくていいよ!」

大松「それはそうと、我々はもう大人ですから、卒業式を仕切る立場になると思うんですよ。」

大増「まぁそうだね。」

大松「だから一応ね、卒業式の司会の練習したいから、お前卒業生やってくれない?」

大増「俺が?別にいいけど。」



大松「レディース!エーンドジェントルメーン!!」

大増「テンションたけぇよ!」

大松「え?だってめでたい式なんでしょ?」

大増「めでたいけど、そういうテンションではやらねぇよ!」

大松「ああ、しめやかにやるのか。」

大増「おごそかだよ!葬式かよ!」

大松「卒業生、入場。」

大増「あー緊張するなぁ。」

大松「♪チャンチャカチャカチャカ、チャンチャン!」

大増「なんで笑点のテーマなんだよ!」

大松「入場曲といえばこれだろうが!」

大増「流れるけど!メンバー入ってくるとき流れるけど!」

大松「はい、というわけで卒業生151名と、留年が決定した田中君が入ってきました。」

大増「田中なにやってんだよ!」

大松「それでは来賓をご紹介いたします。」

大増「やっとまともになってきたな。」

大松「ジャッキー吉川とブルー・コメッツです。」

大増「卒業式関係ねぇ!」

大松「そしてその隣が、飲み会帰りで酔いつぶれている糸井重里です。」

大増「だから関係ねぇよ!あとなんで酔いつぶれてんだよ!」

大松「さて、ジャッキー吉川とブルー・コメッツには帰ってもらうとして・・・」

大増「糸井重里も帰らせろ!」

大松「それでは、校長式辞にうつります。」

大増「あー校長の話か。卒業式といえばこれだよな。」

大松「えー、千鳥足なので登壇に少し時間がかかっております。」

大増「お前も酔ってんのかよ!」

大松「あ、教頭先生、さっき飲み過ぎて吐いたんだから無理しないでください。」

大増「なんで酔っ払いだらけなんだよ!」

大松「なんだかグダグダになってきたので祝電披露にうつります。」

大増「いいんだ。あいつらほっといていいんだ。」

大松「卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。

   今日という日を迎えられたのも、みなさんの日頃の努力と

   先生方、保護者の皆様の支えがあったからこそです。

   今まで過ごしてきた日々を忘れずに、未来へと羽ばたいてください。」

大増「お、まともだな。」

大松「トマト男爵より。」

大増「誰だよ!」

大松「以上、トマト男爵様よりいただきました。」

大増「だから誰だよ!」

大松「それでは、在校生、教員一同、保護者、入場!」

大増「いなかったの!?今まで卒業生と酔っ払いしかいなかったの!?」

大松「さて、保護者入場により会場が一気に香水くさくなったわけですが。」

大増「言わなくていいから。そういうこと。」

大松「では最後に、代表生徒による答辞を行いたいと思います。お前、やれ。」

大増「え?俺?」

大松「うん。」

大増「えー、我々卒業生一同、諸先生方から教わったことを忘れずに、

   常に挑戦する心をもって、自分の道を歩んでいきたいと思います。

   本日はありがとうございました。」

大松「はい、というわけで田中君からの答辞でした。」

大増「俺田中だったのかよ!いい加減にしろ。」

大松「どうも、ありがとござしたー。」
大増「どうも、ありがとござしたー。」


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