ネタ

2010/08/18

バカが確立問題に挑む 〜まさかの延長戦〜

前回のあらすじ
遂に闇の塔までたどりついた勇者タカシ。 光の装備を身にまとい万全の体勢を整えるも、
ただひとつ心残りなのは、今朝「ちい散歩」の予約録画をしてきたかどうかであった。
さまざまな思いが交錯するなか、最後の戦いが始まる!

ついでに問題の確認
「Aさんはサイコロを5個振ります。Bさんはサイコロを10個振ります。
出目の合計が大きいほうが勝ちです。Aさんの勝率は何パーセントでしょうか?」

けっきょく前回は答えがでなかった。やはりバカには確率問題は解けないのか・・・
こうなったら最後の切り札を使うしかない。最後の切り札とは、
統計的確率
※統計的確率とは
試行Nが∞に近づくとき、事象Aが起こった回数がn回とすると
n/Nは一定値pに近づく。このように定義された確率を統計的確率という。

ようするに、机上であーだこーだ考えるよりも実際にサイコロ振ったほうがはやいのだ!
さっそくやってみよう!

<一回目>
A:1 3 4 5 1 計14
B:6 5 5 5 5 4 4 1 2 2 計39
やっぱりといえばやっぱりだが、Bの勝ち。

<二回目>
A:1 5 6 3 1 計16
B:1 4 5 3 6 4 4 6 3 1 計37
サイコロ10個は有利だなぁ、Bの勝ち。

<三回目>
A:6 6 1 4 5 計22
B:1 2 4 4 3 3 2 2 2 1 計24
おしい!Bの勝ち。

<四回目>
A:5 6 4 5 2
めんどくせぇ
インターネッツで調べてみたら、信頼できる値を得るには1000回くらい
やらないとだめらしい。不思議のダンジョンかよ!やってられっか!
あぁ、やはりバカには確率問題を解くのは無理なのか・・・
いや、あきらめないぞ、何か方法があるはずだ。というわけで

プログラムを組んでみた。

試行回数は、せっかくだから1億回にすっか。結果はこちら

Aの勝つ確率、約0.28%!!!!!!
これはもう絶望的数字ですな。
ただ、これあってんのかよ・・・・・
あとオチどうしよう・・・・・









<いらないおまけ>
前回作ったプログラムをひたすら放置してみたのだ。
処理時間は3時間半以上、そりゃあ終わらんわけだ。
結果はこちら


なんかわかりずらいね。つまりこういうこと。

組み合わせの数:4701億8498万4576通り
Aが勝つパターン数:13億1223万4960通り
Bが勝つパターン数:4680億4900万1726通り
Aの勝つ確率、約0.28%!!!!!!
あらま、ほぼあってるじゃない。
統計的確率おそるべし、ていうオチでOK?


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